株式投資では一般投資家の9割が負け組と言われています。
私は2007年から株式投資を始め、残り1割の投資家になることができました。
その秘訣を公開していきます。
勝つための投資スタイル
投資スタイルは大きく分けて3つあります。
短期投資(デイトレード)中期投資(週~月単位)長期投資(年単位)。
あなたはどのスタイルで投資していますか?
投資スタイルはライフスタイルが大きく関わってきます。
日中、仕事をしている人は短期投資はできないので、中期投資または長期投資を行っています。
また、一般投資家の大多数は副業で行っているので、中期投資又は長期投資に当てはまります。
では中期投資と長期投資どちらが稼げるのか?
答えは中期投資です。
世間一般では「長期投資はリスクが少ない」と言われていますが、これは間違った考えと言えます。
長期投資はハイリスク
株は長期保持ほど、リスクが高まります。
はたして数年後の経済情勢や景気動向を予測できる人はいるでしょうか?
いるはずがありません。
景気は突発的な外乱要因に大きく左右されます。
例えば、個別銘柄では企業の不祥事やM&A、市場動向ではリーマンショックやアベノミクスなどです。
これらを予測できる人はいません。
株式投資をしている人なら、1年後の予測さえ難しいというのを既に実感されているでしょう。
近年、優良企業と言われていた、日産、神戸製鋼、東芝でさえデータ改ざん、無資格検査などの不祥事が発覚し、企業の信頼が失墜。
それとともに、株価が急激に下落しています。
また、不祥事以前の株価推移が安定していることから、これらを予測できていた投資家はいないと言えます。
長期投資をしている人は、このように不祥事によって株価が大幅下落しても、株式を保持することとなります。
これが、長期投資がハイリスクと言える理由です。
逆に設定した株価で損切りしていれば、被害は最小限に抑えられます。
この事例をみても損切りの重要性が理解できます。
また、株式優待や配当金目的、その企業を応援しているなどの理由で長期保有するのは否定しません。
しかし、あなたの目的はこれには当てはまらないでしょう。
短期投資のリスクは?
前記で長期投資のリスクが高いことが、お分かり頂けたと思います。
では短期投資はどうなのか?
リスクがないといえば、もちろんそんなことはありません。
私は経験と知識からリスクを回避する術を身に着けたうえで、短期投資をおこなっています。
なにも考えずに投資した場合、勝ち負けは当然のごとく1/2の確率です。
しかし、人間の心理を投資に折り込むと、その確率は非常に低くなります。
以前の記事「株初心者が成功する方法|1割の勝ち組になる秘訣とは 」でも書きましたが、人間の心理、感情で売り買いする投資家の9割は負け組となります。
リスクを回避する術を身に着け、機械的に売買できる投資家が1割の勝ち組となるのです。
株で勝つか負けるかは勝率の問題です。
勝率100%の投資家は存在しません。
いかに勝率を上げていくかが、稼げるかどうかの分かれ目となってきます。
短期投資の銘柄選定法
私は、価格変動の高い銘柄に日々着目しています。
価格変動が大きいということは、短期間で大きな利益がでる可能性があるからです。
その反面、大きな損失が発生することもありますが、ある2つの能力をみがいていくことでリスクを最小限に抑えることができます。
価格変動率が高くなりそうな銘柄を発掘
一つめは価格変動率が高くなるであろう銘柄をいち早く察知し売買していくことです。
そのバロメーターとして出来高に着目していきます。
需給関係に大きく反映されるのは、出来高だからです。
出来高の変化から、今後の資金の流れを推測することができます。
出来高が増加傾向なのに株価が上昇していない、または上昇が小さい銘柄は後々急騰する可能性を秘めています。
出来高は、ロケットでいう燃料だとイメージしてくださ。
機械的な損切り
もう一つは、自分の思惑に反した値動きになってしまったとき、機械的に損切りを行なうことです。
これは先ほども述べましたが、損を最小限に抑えることは最大のリスク回避となります。
感情で売り買いするのではなく、損切りラインは数値で設定し機械的に売買することが株で勝つための鉄則となります。
負け組投資家の行動特性
負け組となる投資家は、価格変動率が高い銘柄に着目する意識が欠けています。
また、価格変動率が高い銘柄を発掘しても、最初のうちは値動きの動向を見ているだけで投資しせず、価格が大きく動いてからようやっと投資を始めます。
その結果、高値をつかみ、あとは下落する一方で負けるパターンが多いです。
短期投資では、発掘したら素早く行動する積極性が重要となります。
まとめ
株式の長期投資は非常にリスクが高く、一般投資家は私のように短期投資を行なうことをおすすめします。
投資する銘柄は、出来高が増加傾向にあり価格変動率が高い銘柄です。
また、自分の意志に反した値動きをしたときは、機械的に損切りできる術を身につけてください。
これらを実践していき、自分の勝ちパターンを構築していきましょう。
次回は大きな利益を上げるための株式投資法を解説していきます。